« じゃいあんと。おーしーあーる。 | トップページ | むてき。 »

2007年7月29日 (日)

とうしんじさつ。

それはほんの不注意だった。
『手が滑った』『気が緩んでいた』
こんな言葉がしっくりくる。


思えば出会いは1年前の春、寒さも緩んだ頃だった。
それから、暑い夏。
物哀しい秋。
凍てつく冬。
再び優しさを育んでくれる春。
じめじめした梅雨。

決して長くはないけど、毎日ずっとそばにいてくれた。


まさかこんな日が来るなんて。
頭の中は真っ白だった。
何が起こったのかよくわからなかった。
ほんの一瞬の、刹那の間の出来事だった。

地面でバラバラになる、君。

あわてて駆け寄った、僕。

暑い夏の、街の片隅の出来事。
諦めかけた。
ダメだと思い、絶望した。

でも、君は死ななかった。
僕の手の中で、優しく動き出してくれた。
嬉しかった。他の表現なんて思いつかない。
ただ、ただ、嬉しかった。

======
アパートの3階より転落し、大破寸前までいきながら壊れなかった携帯電話に捧げる言葉。

狂花

|

« じゃいあんと。おーしーあーる。 | トップページ | むてき。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/26392/7315177

この記事へのトラックバック一覧です: とうしんじさつ。:

« じゃいあんと。おーしーあーる。 | トップページ | むてき。 »