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2007年1月10日 (水)

よるのくろ。

仕事帰り、いつもなら寒さから背を丸め下を向いて歩く所を少し視線を上げてみた。
目には空の黒が映る。

幼い頃、夜空を描くと必ずのように黒の絵の具をべた塗りしていた。そこに星や月を黄色や白、黄金等に彩っていた。

ふと見上げた空には星は少ない。しかし単色の黒ではない。
よく見ると雲は昼間のように優雅に流れ、そこには同じ黒にも濃淡がはっきりある。
星の灯りか、見えない月の灯りか、雲は所々濃く冥い。しかし、一方で濃紺と思える青みがある。
僕の知識では色を表現できないほど複雑で美しい。

今更改めて書く事も無いほどありふれた夜空のありふれた光景。夜空の色が単色でない事くらい既に知っていたはず。

しかし、この事を再確認できた帰り道はいつもより少し幸せになれた。

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